特色

保育目標

愛育

保育目標の柱・思いやりのある子

「思いやりのある子に育てたい!」
子どもの心の中に“思いやりの気持ち”というものが始めから備わっているものではないと考えます。これは、人が人を思いやっている姿を日頃から身近にたくさん感じる必要があるのです。思いやりというものは、思いやりのある人のそばにいて、その心のある姿をたくさん見て感じなくては、子どもの心に育たないのです。
子どもが大きく成長し、他者の心を感じる子になるには、手本となるまわりの大人達の関わりが重要になります。家族の温かい関わりが最も大切であるということは言うまでもありませんが、私達保育士も長い時間、子どもと関わりを持つ者として、良い手本となる責任があることを全職員で重く受け止めていきます。
思いやりを育むことを重要な目標として、心がけていきたいと思っております。
最後に、子どもの喜びを保育士がともに喜び、子どもの悲しみをともに悲しむ。共感し、共有し、子どもを丸ごと受け止め関わっていきたいと思っております。

シンボルツリー大いちょう

院内保育園の庭には、大きないちょうの木が2本あります。戦後間もなく植えられたものです。
園長先生の話では、子どもの両手で回るくらいの小さな木であったとのことです。戦後70数年、たくさんの出来事と保育園に通う子ども達を大きく枝を伸ばし見守り、包んでくれています。
このいちょうの木は創立者の日高よし先生が、園児達が大きく、立派に、そして、精の強いこの木のように育ちますようにと思いを込めて植えました。日高よし先生は、“このいちょうの木のようにたくさんの実(生きる力)をつけてください。この実が地域に散らばって多くの方々のお役に立ちますように!”と毎日祈ったということです。巣立っていく園児達が、世のため人のために働ける人に、そして、ずっと健康でありますように、と日高よし前園長とともに私達も願うものです。

院内保育園の特徴

1.和太鼓

昭和58年より保育に太鼓を取り入れ、今年で35年目に入りました。耳から入るリズム、体で感じるリズム、日本の伝統に触れ、心地良さと強さを持つ和太鼓の音色とリズムに親しむには良い機会です。
4歳児(ひまわり組)の後半から少しずつ参加し、5歳児(いちょう組)になると本格的に練習を始めます。週1回、木曜日に講師の矢野先生とともに遊戯室にて約1時間太鼓をたたいています。
毎年、数々のイベントにお招きいただいています。多くのイベントに参加させていただくことで子ども達が緊張感や達成感など様々な経験を繰り返し、それが自信に繋がっていくと考えています。
【参加イベント紹介】
①千葉市商業祭(文化センター)
②千葉親子三代夏祭り(夜の盆踊りの部)
③年賀状発売イベント(千葉中央郵便局前)
その他、運動会でも披露しています。
千葉国体での演技披露や千葉テレビ「熱血BO-SOTV」への出演もありました。

1.和太鼓
1.和太鼓

2.天野式リトミック

リトミックとは、スイスの音楽教育家・作曲家であったエミール・ジャック・ダルクローズによって考えられた音楽教育法です。
リズムに合わせて身体を動かすなど、音楽と楽しく遊びながら、身体的、知的、感覚的に子どもを刺激する教育法です。天野蝶先生がダルクローズ氏のリトミックを基準として体育と音楽を融合させたものが天野式リトミックです。楽しいリズム遊戯の中でリズム感や集中力が育ちます。
6月にはリトミック参観(幼児組)も予定しております。

2.天野式リトミック
2.天野式リトミック

3.卒園児との交流

当園の大きな特徴の1つとして、卒園児との交流があります。交流を始めて40年以上になりますが、毎年多くの卒園生が参加してくれています。嬉しい限りです。
交流行事としては、小学校1年生~3年生までは九十九里海岸近くの保養所でのキャンプ、4年生~高校生は神奈川県の丹沢山地でのキャンプを行っております。毎年、九十九里キャンプには60名前後の卒園生が参加してくれています。その他、親子三代祭りの太鼓共演への参加呼びかけや運動会・バザーへの招待も行っています。
そして、成人を迎えた卒園児のお祝い「二十歳の会」を行ない、卒園児・保護者・職員などで久しぶりの再会に歓喜しています。